暇神見聞録

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基本は鉄道関係のブログや旅関係、そのほかにもDIYやゲーム・e-sportなど、ゲーム関連についても書きます。後はフリーランスとして稼ぐためのあれこれを書いたりします。

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【レールバス】ノスタルジックなポンコツ共【鉄道界最強列伝】

たまにツイッターとかで怪しさ抜群の裏垢系の垢のところに書かれている、○○歳の頃が一番女の子だった、という文章を見るたびに、知るか!!!!!、と思ってしまうどーばーです。

 

 

普通に始めたけどかなりお久しぶりです。かれこれ4ヶ月近くブログ書いてなかったんだなって、今書いてて思っています。ちなみにニートをしていたわけではなく、純粋にライターのお仕事に集中していただけです。というより、ライターの仕事をした後にブログの記事を書く体力がなかった、ということもあります。歳だな~俺も。

 

 

最近では本格的に鉄道ハンターとしても活動しつつ、特に前回書いたEF55の記事が、以外にも好評だったのでびっくりしています。ありがとうございます。

 

 

ということで、久しぶりの記事となる今回は、前回始めた鉄道界最強列伝シリーズの2作目です。ずばり今回のテーマは、

 

 

 

 

レールバス

 

 

 

???

 

、、、バス?

 

 

鉄道マニアであれば聞いたことのある言葉だが、そうでない人にとっては、謎の言葉だ。レールなのにバス???と混乱している人も多いはず。

 

今回はそんな謎の乗り物、レールバスについて紹介していく。

 

 

レールなのにバス???

バスだったらみんな知っているし、のったことのある人もほとんどだろう。しかしただのバスじゃなくてレールバスとなると、もはや何なのか想像も付かないだろう。そこでまずはレールバスの基礎知識について解説しよう。

種類としては気動車ディーゼルカー)と一緒

レールバスという言葉だけを聞くと、謎の乗り物だというイメージが強くなるが、実は気動車、つまり北海道とか電化されていない路線をのんびり走るディーゼルカーと一緒だ。

 

特に特急列車などの通っていない超ローカル路線が、レールバスの主な活躍の場であった。現在ではそのような路線でも気動車が走っているので、現役で活躍しているレールバスというのは、ほぼ皆無に等しい。とはいえ、一部の地域では動態保存されていたり、博物館などに展示されているものもいくつかあるため、興味のある人は見に行くと良いだろう。

気動車との違い

同じ気動車なのに、なぜレールバスと名づけられたのか、それは、運転台の仕組みなどを見ればわかる。

 

通常の列車の運転台というのは、基本的にマスコン(車でいうアクセル)とブレーキで運転する。これは電車であっても気動車であっても同じだ。

 

レールバスについても、基本的にはマスコンとブレーキで動かすのだが、ドアなどの多くの部品に、バスのものを流用していたことから、レールバスと名づけられた。そしてレールバスには、マスコンやブレーキ以外にも、気動車などにはないものが付いていた。

まさかのMT車

レールバスといわれるもうひとつの理由、それは、

 

 

 

シフトレバーが付いていた

 

 

現在主流となっている気動車は基本的にマスコンとブレーキのみで動くため、シフトレバーは必要ない。つまり車でいうオートマだ。

 

しかしレールバスの場合、特に国鉄時代に作られた古いレールバスというのは、基本的にシフトレバーが付いたMT仕様であった。レールバスといわれる最大の所以は、このシフトレバーであった。

ガソリンカー

現在活躍している気動車は基本的にディーゼルカーと呼ばれているものだ。ディーゼルエンジンを載せており、燃料についても軽油だ。最近では蓄電池などを載せたハイブリッドなやつも出ており、徐々に気動車界隈にもハイブリッドが広がりつつある。

 

しかし初期の気動車というのは、実はディーゼルカーではなく、ガソリンカーと呼ばれていた。バスの機器などをそのまま列車に投入したということもあり、エンジンについてもガソリンエンジンを流用したからだ。

 

 

しかし軽油と比べると引火しやすく、実際に事故などで多くの死者を出した事故もいくつか起こっているため、ガソリンカーというのは早い段階で姿を消した。

ポンコツ扱いされたレールバスたち

レールバスについて紹介したところで、ここからは実際に活躍していたものの、現場や乗客からポンコツ扱いされた可哀想なレールバスたちを紹介する。

ノスタルジックポンコツ キハ41300

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戦前に主流となっていたガソリンカーに代わり、かつてガソリンカーであったものをディーゼル化して登場したのが、このキハ41300型である。

 

新しくリメイクされたとはいえ、あくまでエンジンなどの機械的な部分を改良したのみであるため、座席などの設備は戦前のままである。そのため現在の車両とは違い、車内は木材が多用されており、温かい雰囲気である。去年てっぱくに行ったとき、幼稚園児が

 

この列車めっちゃノスタルジックだ

 

と言っていた。何言うとるねんと思ったりしたが、確かに今の列車にはないものがあった。

 

 

しかしディーゼルになったとはいえ、細かい部分ではまだ技術的にも不十分であり、故障もかなり多かった。とはいえ、同年代のレールバスの中では、比較的丈夫なほうであった。その後はこの車両の経験を基に改良された後輩たちが誕生し、1969年にはほとんど廃車となった。

 

ちなみにてっぱくに保存されてあるこのキハ41300は、この系統のなかで唯一天然ガスを燃料とするレールバスだ。現在であればかなりエコな乗り物のように見られるが、冬至としてはかなり危なっかしいもの扱いされ、すぐに消えてしまったという。

国宝級のポンコツ キハ03型

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ウィキペディアより引用

鉄道というのは日本全国至るところに通っている。しかし地域によっては、収益などが少ない路線の多い地域というところもある。北海道にはそのような路線が多く、かつては北海道も多くの路線があったが、現在ではごくわずかである。

 

そんなローカル路線に投入されたのが、キハ03型である。レールバスの元祖であるこの車両は、車内はもちろん、使用されているパーツはバスからの流用であった。そして整備手順についてもバスに準じたものであるため、故障もかなり多かったらしい。ちなみに現在、準鉄道記念物として、小樽の総合博物館にて展示されている。

ザ・問題児 キハ130型

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ウィキペディアより引用

国鉄からJRに移行して間もない頃に制作されたのが、キハ130型だ。レールバスというよりは、小型気動車というジャンルにあるこの車両は、何かと問題だらけであった。車体や設備はすべて本州仕様であり、主戦場である日高本線のコンディションとは見事に合わなかった。

 

さらに1991年と1996年に踏切事故を起こし、91年に関しては運転士が両足切断してしまうという大惨事にもなった。そのことがきっかけで廃車となり、誕生から10年ほどで姿を消したという、見事なポンコツ具合であった。ちなみにその10年の中で、ポニー号という特別車両が作られていたという。

地元民のマスコット的存在 南部縦貫鉄道キハ10型

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ウィキペディアより引用

レールバスは初期の国鉄では多く導入されていましたが、時代の流れとともに、地方の第3セクターなどで導入されるということが増えた。南部縦貫鉄道のキハ10型は、そんな地方の第3セクターレールバスの中では、かなり特徴的なレールバスだ。

 

仕組みなどはまさに国鉄レールバスそのものであり、デザインに関しても、古めかしいデザインであった。しかし、赤字が続き、利用客もどんどん減っていったということもあり、ついには南部縦貫鉄道廃線となった。廃線となるその日まで活躍していたその車両は、現在でも動態保存されている。

門外不出の不発弾 DMV

ウィキペディアより引用

採算の取れない路線は第3セクター化か、バス転換、というのが現在のスタイルだ。しかしそんな状況を打開するために、バスと列車を組み合わせた乗り物にすれば良いのでは、というものすごくアバウトな考えで誕生したのが、DMVです。

 

デュアルモードビークルの略であるDMVは、バスでありながらも車輪があるという乗り物であり、10秒でレールを走るモードに切り替えられるというのが特徴であった。開発当時は多くの地方から注目されていたが、試験走行に出てきた数多くの問題、そしてだれが運転するのかという免許に関する問題などで、現在は表立った動きはない。

ポンコツでもいつかは人気者になれる

今回はレールバスという列車について取り上げた。現在ではレールバスと呼ばれる物というのはごくわずかとなっており、見つけるのは至難の業となっている。しかし、どれだけポンコツであっても、利用者にとっては貴重な移動手段であるということには変わりない。

 

たとえ他の車両と比べて見劣りする場所があったとしても、あることによって生活が豊かになれば、それで良いものである。たとえ活動中は不評ばかりだとしても、いつかは準鉄道記念物に選ばれるときもある。もしも今不評や文句ばかり言われて落ち込んでいるという人は、いつか人気者になれると信じて生きていくことをおすすめする。